2013.8.11(日)〜12(月) 薬師岳 2926m 日本100名山 富山県 |
やくしだけ |
|
||
第一日 飛騨市神岡の道の駅に前夜車中泊をし、早朝に有峰林道東谷線経由で登山口のある折立に向かう。折立の駐車場は既に満車で少し離れたところにある臨時駐車場に行く。数台分の空きがあり駐車することができた。 折立登山口は大勢の登山者で賑わっている。歩き始めの太郎坂は急登で息が上がり汗が滴り落ちる。 1870mの三角点をすぎる頃から森林限界を超え眺望が良くなってくる。正面に青空の中に薬師岳が大きく聳えている。稜線には今夜の宿の薬師岳山荘が小さく見える。 登山者が数人カメラを構えている。雷鳥の親子が歩いている。ライチョウの母親と2羽のヒヨコがいてヒヨコがとてもかわいい。 太郎平小屋前のベンチで昼食にする。水場で二人合わせてペットボトル7本に水を補給する。今夜泊まる薬師岳山荘では水は天水を使っているので貴重だ。 昼食後に薬師岳山荘に向かって歩き始める。一度下って薬師峠のテント場の中を通りすぎる。色とりどりのテントが張ってあり綺麗だ。テント泊は楽しそうだが運び上げる荷物の重さを考えると躊躇してしまう。 沢を登りつめるとやがて薬師岳山荘が見えてくる。山荘で受付を済ませ不要な荷物は部屋に置いて身軽にしてから山頂を目指す。山頂からは槍ヶ岳の穂先とそれに続く穂高連峰が見える。北アルプスの名峰の大パノラマが広がる。遠くは乗鞍岳、木曽御嶽山、白山等々の名峰が臨める。素晴らしい景色だ。展望を堪能してから山荘に戻る。 山荘に戻ると途中我々と相前後して歩いていた家族と一緒になる。小学生と中学生の男の子二人と若い両親の家族だ。男の子達は我々の孫達と同学年だ。中学生の長男が少々バテ気味の母親の荷物を持ってあげたりして見ているとほのぼのとした気分になってくる。 第二日 早朝暗いうちに妻は起きだして御来光を拝み行った。私はまだ布団の中だ。御来光を拝んで帰ってきた妻はその美しさをしきりに話している。ペルセウス座流星群の流星を幾つも見たとも言っている。寝ていたことを少しだけ後悔する気持ちになる。 朝食後に山荘を出発し下山を始める。下山は昨日来た道を帰る。太郎平小屋を過ぎると眼下に有峰湖が見えてくる。登山道の脇で昨日会ったライチョウの親子と再開した。ヒヨコが何度見てもかわいい。 1300mの標高差を一気に下ったが今回は足への負担はあまり感じなかった。3Kgの減量が効いたのかもしれない。 昨夜の宿 薬師岳山荘 |
|
第一日 距離 12.8Km 所要時間 8時間15分 (休憩時間を含む) 標高差 +1600m -300m | |
第二日 距離 9.9Km 所要時間 4時間40分 (休憩時間を含む) 標高差 -1300m | |
グーグルマップへ | |
GPSファイルへ | GPSファイルはダウンロードしてからカシミール3D等の地図ソフトで開いてください |
![]() |
|
クリックで拡大します |
|
Home |